麵屋 壱星

めんや いっせい

インタビュー

ラーメン屋が多い千曲市上山田温泉街に店を構える麺屋壱星。お邪魔した2021年2月7日がちょうど14年目のスタートとなる日だった麺屋壱星は、長年、地元住民から愛されるお店です。 店主の品川隆志さんはこの地で生まれ、大学進学を機に上京し一度地元を離れました。大学卒業後、東京の飲食店で修行したのちにUターンし麺屋壱星をオープン。なぜこの地でラーメン屋を開店することになったのでしょうか。

店主の品川さん

「大学のときに上京して33歳まで東京にいました。ラーメン屋は高校生の頃からやりたいなと漠然と思っていたんですよね。祖父母が今のこの場所でラーメンと焼き鳥のお店をやっていたのが大きな理由です。歓楽街にある商売の家系で生まれ、自分もラーメンがすごく好きなので戻ってきて店を開きました。」 聞くところによると、子どもの頃から自分でラーメンスープを作るような子どもだったという品川さん。東京に出てさまざまなラーメン屋で修業したのちにたどり着いたこだわりのラーメンについて、次のように語ってくださいました。

ラーメン、台湾まぜそば、お酒にぴったりなおつまみ三点盛り

「うちのスープはWスープです。豚骨、鶏ガラなどでしっかり炊きこんだ白湯スープと、煮干しを中心にカツオ節、サバ節、昆布で取った魚介出汁を合わせたスープが特徴です。あと、手作りの具材もこだわりですね。」 話す言葉の一つ一つからラーメン愛が伝わってくる品川さん。もう一つ、ラーメン作りへのこだわりがあると言います。 「こだわりかどうか分からないですが、自分が好きなラーメンを作るようにしています。ラーメンって人それぞれ好みが違う食べ物ですよね。なので、自分が『これだ!』と思う好きな味を出せるように頑張っています。」

分厚く脂がのったこだわりのチャーシュー

麺屋壱星が温泉イーツで提供しているのはピリ辛そぼろ丼、チャーシュー丼、そして丸ごとチャーシュー約1㎏です。麺屋壱星のチャーシューは開店当初からファンが多く、このチャーシューを食べるために通っている人も多いとのこと。肉厚で柔らかくジューシーでとても美味しかったです。 そんな麺屋壱星も、歓楽街の一角にあるため新型コロナウイルス流行の影響を強く受けていると品川さんは語ります。 「コロナ前は地元の人と観光客が半々くらいでした。旅館の夕食の後に夜のラーメンを食べにくる観光客の方や、何軒かはしごして最後にここに来る地元の人が多かったですね。ただ現在観光客の方はほとんどいなくて、常連さんがちょっと顔出してくれる程度です。なかなか厳しいですよね。」

店内にはカウンター席とテーブル席がある

2020年から昼の営業もスタートした麺屋壱星。店内のカウンター席はパーテーションで区切られていて感染対策はバッチリです。 テイクアウトでチャーシューとご飯ものを楽しむもよし、ランチ時に訪れるもよし、夜の飲みの締めに来るもよし。ぜひそれぞれのライフスタイルにあった形で麺屋壱星の味を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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温泉街にあるラーメン屋さん

麵屋 壱星
麵屋 壱星
TEL:
026-275-0454
住所:
〒389-0821
長野県千曲市上山田温泉二丁目16-7
営業時間:
11:30-14:30, 18;00-20:00
定休日:
水・日の18:00-20:00
麵屋 壱星
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