手づくり工房 旬な菜

てづくりこうぼう しゅんなさい

インタビュー

作業をする山本さんと従業員さん

「うちのおやきの特徴は、千曲市と周辺地域で栽培されている長野県産の地粉ユメセイキをつかったもちもちの皮と、季節にあわせてつくるバリエーション豊富なおやきの具材です。」 そう語るのは、畑野商店 手づくり工房 旬な菜の山本さん。2020年9月にこれまで旬な菜を切り盛りしていた母の畑野武子さんが亡くなり、半年前から店を切り盛りしています。  畑野商店は明治時代から酒屋業などを営んできました。しかし平成に入り晩酌文化は衰退。平成20年に母の武子さんが新しいことを始めようと決意し、「手づくり工房 旬な菜」を立ち上げました。始めた当初から今日まで変わらず「地産地消の手作りのものを多くの人に食べてほしい」という思いで、おやきやお惣菜などを生産しています。

毎朝この場所でおやきをつくっている

旬な菜では毎朝7時頃、近隣に住む従業員さんがお店に来ておやきづくりをしています。旬な菜の食材は、冬場などどうしても食材が足りないとき以外は、地元のご近所農家さんから直接買っているとのこと。

筆者一押しのじゃがチーズ。山本さんの代になってからチーズの量が増えたとのこと。

取材した日にも近所で採れた野菜をつかったこだわりのおやきを作っていました。この日つくっていたおやきの具材は野沢菜、ミックス、じゃがチーズなど。これらはふるさと納税やながのマルシェから返礼品として送られたり、道の駅や観光地に卸していたり、千曲市のスーパーで売られていたりします。 旬な菜ではおやき以外にも様々な商品を開発してきました。例えば、千曲市のお味噌屋さんとコラボした商品や、あんずをつかった商品、保育園に大量に卸しているアップルソースなど。 旬な菜では母の武子さんの代から働いている従業員さんが現在も12人います。朝からおやきをつくったり、おやきの具になる野菜の下処理をする為に前日に来てくれたり。近隣の皆さんが力を合わせて旬な菜のおやきはつくられています。 しかし新型コロナウイルス流行下の2020年9月、旬な菜を切り盛りしていた武子さんが亡くなりました。武子さんは亡くなる直前まで「畑の野菜に水あげてね」と、旬な菜のこと、そしておやきのことを思っていました。 フルタイムで働いていた山本さんは休職し、旬な菜の切り盛りを始めました。しかし新型コロナウイルス流行、そして自身の仕事との兼ね合いもありこれからのことをとても悩んでいると語ります。 「新型コロナウイルスの影響で、経営に関して素人の私から見てもみるみる売り上げは減っています。特にうちはお土産屋さんに卸していたものが多かったので商品が動いていないなと感じます。」 「旬な菜のこれからについてもとても悩んでいます。従業員の方とこれからも一緒にやっていくなら販路を開拓して売り上げも増やさないといけない。でも私もこれまで続けてきた仕事がある。理想は仕事もしながら旬な菜も切り盛りできたらと思いますが、それは甘い考えなのかなとか、いろいろ考えてしまい踏ん切りがつきませんね。」

山本さんと畑野商店代表のお父さん

不確かで先のことが読めない時代、旬な菜もこれからのことはまだわかりません。しかし時代が変わっても、千曲市周辺で採れた地粉ユメセイキとご近所さんの野菜でつくった旬な菜のおやきの味は変わりません。 温泉イーツでは旬な菜のてづくりおやきミックスセットが購入できます。他ではあまり見ないじゃがチーズ味(筆者一押し)や、何が来るかはお楽しみの季節のおやきなどバリエーション豊富で家族で美味しく楽しく食べられます。 旬な菜の商品は「手づくり工房旬な菜(http://shunnasai.com/)」のWebサイトから直接購入することもできます。詰め合わせセットは贈り物にもピッタリなので、新型コロナウイルス流行下、なかなか会えないご家族や親せき、お世話になっている方に旬な菜の商品をプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
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手づくりおやきとジャム、 あんず製品、お惣菜など

手づくり工房 旬な菜
手づくり工房 旬な菜
TEL:
026-275-0059
住所:
〒389-0806
長野県千曲市磯部545
営業時間:
8:00-15:00
定休日:
不定休
HP:
http://shunnasai.com
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